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WHAT’S TANDEM ENGLISH?

“一人よりも二人の方が、遠くまで速く行ける。”

“tandem”とは、サドルとペダルが二組ずつ付いた「二人乗りの自転車」のこと。また、”work in tandem”というと、「共に力を合わせて取り組む」という意味にもなります。

”Tandem English”という名前は、英語を上達させて叶えたいことがある「あなた」とコーチである「私」が、力を合わせて自転車を漕ぐように、ゴールに向かって一緒に進んで行きたいという思いを込めて付けました。

目標を達成するためには、「力を合わせて一緒に進む」ことが大切だと思っているので、一方的に私が英語の知識を教える訳ではありません。私は第二言語習得論をはじめとした知識や英会話カウンセラーの経験を活かして、あなたの英語学習の目標や課題の明確化、学習プランの作成、モチベーションの維持や習慣化を全力でサポートしますが、あくまで実際に行動するのはあなたです。

コーチング期間中は、目標達成のための行動を最大化・最適化します。そして、自分一人では届きそうにない目標を達成させたり、長い時間がかかりそうな目標達成までの距離をぐっと縮めます。
コーチング期間は二人でできるだけ遠くまで速く進んで、その後も自走してさらにスキルアップしていただけるようにサポートします。

MISSION

  • 英語学習を通して、どんな場所でも自分らしく輝けるようになるお手伝いをする
  • 英語が自由に使える人を増やすことで世界平和に貢献する

VALUE

英語はわたしたちを自由にする

単一的で狭いコミュニティの中にいると、しがらみや考え方の違いなど精神的に窮屈に感じることがあるかもしれません。しかし、英語が使えれば自信を持って行動できる範囲がぐっと広がります。それにより便利で快適に生活できたり様々なことを経験できることに加えて、英語を用いて得られる情報の量も何倍にも増えるので、多様な価値観に触れて視野が広がり、より充実した人生を過ごすことが出来ると考えています。英語で会話をする中で、気づかなかった自分に出会えたりすることも!

英語は人と人をつなぐ

言語を学ぶことはそれが話されている地域の文化や価値観も学ぶこと。中でも世界中で話されている英語を学んで使えるようになると、英語が公用語の国だけでなく、それ以外の多くの異なる文化圏の人とコミュニケーションが取れます。全く異なる文化圏から来た新しい友達ができたら、その人のバックグラウンドを知りたいと感じるかと思います。ひとつひとつの多様な文化の相互理解が、波のように広がって世界を平和にすることを願っています。

STORY

私は日本で生まれ日本で育ち、20歳までは海外に行ったことがありませんでした。英会話スクールには通っていましたが、実際に英会話をする機会と言えば教室の中、もしくは学校のALTの先生と休み時間にちょっとおしゃべりするくらいで勉強の域は越えていませんでした。

20歳になってアメリカ留学を経験し、初めて日本人以外の友達ができました。その後も海外ボランティアや海外旅行を通して、さらに多くの人と知り合いました。コミュニケーションを取る時の共通言語は英語だったので、英語が話せなかったらつながっていない関係だったと思います。

ある時、友達がいる国で自然災害が起きました。私は友達の安否が心配になり、食い入るようにテレビ画面を見つめました。それ以前の私であれば、海外ニュースの一つくらいでそこまで気にも留めていなかったと思います。その友達との出会いを通して、その国が”他人事”から”自分事”になったというか、その国との距離が縮まった感じがしました。

その時をきっかけに、言語は人と人を、そして人と世界をつなぐんじゃないかと考えるようになりました。英語が使えなければ出会わなかった人と交流することで、その人の世界も自分の世界の一部になって、自分の世界が広がっていく。

人によっては英語を学ぶだけで世界が広がることもあるかもしれませんが、私は実際に英語を使って人と交流して関係を築くことで本当の意味で世界とつながった気がしました。だからこそ、英語を勉強するところで留まらずに、英語をツールとして使って実際に人とコミュニケーションが取れるようになる様、サポートしたいと考えています。

また、英語が使えることで海外旅行に行った時や夫の帯同でアメリカ生活をした時なんかも快適に充実した時間を過ごすことができました。一人で自由に行動できるだけでなく、現地で友達ができたり、ボランティアを通してさらに多くの人とつながれたり。もちろんトラブルもありましたが、それでも自分の力で対応できるという安心感は大きかったと思います。アメリカ滞在中はビザの関係で仕事ができず子どももいなかったので、英語が使えなかったら社会とのつながりが一切なく家に引きこもるだけで、気が滅入ってしまっていたかもしれません。

そんな経験から、同じように使い慣れない英語を使って生活することになる・すでにしている海外駐在員さんや海外留学する方、そして帯同するご家族の英語学習サポートをしたいと考えています。(もちろん、そうでない方もコーチングやお悩み相談はお受けしています!)少しでもお悩みのことがあればご相談いただければ幸いです。

WHY COACHING?

幼いころからずっと英語に興味があり、就職活動していく中でも自分は英語教育に携わりたいんだと気づきました。就職先は、学習者さんと一対一でしっかり向き合わせてくれそうなところから、大手のマンツーマン英会話スクールに決め、カウンセラーになりました。

会社のビジョンには今でも共感していますし、多様なクライアントさんを一対一でしっかりサポートさせてもらえたことは今でも価値のある経験だったと思っています。ただ、一度に100〜120人を担当していたので、自分が満足いくまで一人一人のサポートがきめ細かにできていたかというとそうではありませんでした。

結婚して夫がアメリカへ駐在することをきっかけに、キャリアを見つめ直す時間を与えられた中で自分がやりたいことは次のようなことだと思いました。

  • 自分のキャパシティ内で出来る英語スキルアップの丁寧なサポートがしたい
  • 自分の経験ベースでのアドバイスだけは自信がないので、効果的な学習方法について学び直したい
  • アドバイスに加えて、英語を教えられるようにもなりたい
アメリカ生活が始まって最初にしたのが、アリゾナ州立大学のTESOLコースを受講したこと。TESOLは第二言語として英語を学ぶ人に英語を教える教授法です。このコースではレッスンプランの組み方や効果的な教え方など沢山のことを学びましたが、そこで『第二言語習得論』という学問があることを知ったのも大きな収穫でした。

第二言語習得論は、人がある程度大きくなってから第二言語や外国語として母語(第一言語)とは別の言語を学ぶ過程を研究します。スペインからアメリカに来た移民が英語を学ぶ場合や、日本人が学校で英語を学ぶことも研究対象です。既にたくさんの研究がなされていて、様々な書籍を読むことで学習アドバイスの根拠になる理論を学ぶことができました。

同じ時期に、ここ数年で時代の流れは英語を教える英会話スクールから英語学習を通して目標達成をサポートするコーチングスクールに来ていることを感じていました。英語の教材はYouTubeなど無料で視聴できるものが世の中に溢れているので、自己管理・分析が得意な人なら先生なしでも学習できてしまいます。しかし、何をどう学習したら目標達成できるのか道しるべを示してもらうことと、学習を習慣化するサポートをしてもらうことを必要としている人は多いです。一人一人と向き合える英語コーチが自分のやりたいことかもと気づきました。

こんな経緯があって、今は第二言語習得論の知識を用いて効果的な学習アドバイスができる英語コーチとして、英語学習で悩む一人一人としっかり向き合いサポートしたいと考えています。時にはティーチングも交えて学習者さんの英語の疑問を解消してもらいながら、ゆくゆくは自分の力で目標が達成できるようになっていただけるように、英語学習の旅のスタートをしっかり支えたいと思います!