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あなたにおすすめの学習方法は..

1. 文章の構成や決まったフレーズを学ぶ
2. アウトラインで思考を整理する
3. たくさん書く練習をする

短い文であればすぐに作れても、複数の段落に渡るエッセイなどのまとまった文章を書くのに時間がかかってしまうのは、まだその文章の構造に慣れていなかったり、思いつくままに書いて後から大幅に修正したりしていることが原因だと考えられます。

1. 文章の構成や決まったフレーズを学ぶ

英語の文章は、日本語の文章に比べて、種類ごとのフォーマット(決まった話の展開の仕方)が明確にあります。

例えば、エッセイなどの英語長文の特徴として、「導入 Introduction」「本文 Body」「結論 Concluion」という構成があります。 「導入 Introduction」で読者の興味を引き付け、主題を紹介した後に「本文 Body」で例なども用いて主題の根拠を詳細に述べ、「結論」でまとめるというのが基本の流れです。この流れに沿って論理的に書かれたものが良いエッセイとなります。

また、書く文章によってよく使われるフレーズなども決まってきます。さきほどのエッセイの例であれば、結論の部分で"In conclusion"というフレーズが使われたり、丁寧なEメールでは締めの言葉に"Sincerely"を使ったりします。

こういった決まった構成のパターンやフレーズを知っておくと、文章を書き上げるスピードを上げることが出来ます。自分が書きたい文章の構成についてインターネットで検索したり書籍で学んだりしてから書き始めることで、効率よく書き進めましょう。

2. アウトラインで思考を整理する

複数の文から成る文章を作る際には、事前に自分の伝えたいことを整理しておくことが大切です。なぜなら、思いつくままに書き進めてしまうと、本題から逸れた分かりづらい文章になってしまったり、後から順番を変えたくなって大幅な変更が必要になったりと言った問題が発生しやすいからです。

アウトラインとは、文章の要点だけをまとめた下書きのようなもの。文を書き出す必要はなく、自分が何をどんな順番で伝えたいのか分かる程度にメモのように省略して書きます。

アウトラインは人に見せるものではないので、書き方に決まった正しい方法はありません。しかし最初は誰かの紹介するテンプレートを使ってみて、だんだんと自分流にしていくといいでしょう。「(自分の書きたい文章の種類) アウトライン 書き方」で検索すると、色々な方法が出てきます。YouTubeの解説動画なども参考になると思います。

あまり長くないEメールなどは、書き始める前に伝えたい内容を箇条書きにするだけでも思考が整理されて、スムーズに書き進められるはずです。

3. たくさん書く練習をする

当たり前のようですが、何度も何度も書く練習をすることはとても大切です。先にご紹介した「文章の構成や決まったフレーズを学ぶ」「アウトラインを作ってから書く」というコツも、知っただけでは実用化できません。速く文章が書けるようになるためには、こういったコツと自分の知識を組み合わせて繰り返し実際に文章を作ることが必要不可欠です。

慣れるまでは一つ一つの文章を書くのに時間がかかると思いますが、次第に英語の文章の展開の仕方が身について自然とできるようになっていきます。その頃にはまとまった文章を書くのがとても楽になっていると思います。できれば書いた文章をオンライン英会話などでネイティブ講師にチェックしてもらうのもおすすめです。ぜひ根気強く頑張ってください!